グリーンプロポリスはプロポリスと比べると余り耳慣れない言葉かもしれませんね。
実はプロポリスにはグリーンプロポリスをはじめとして多くの種類が存在しているため、全体の総称としてプロポリスと呼ばれているのです。

グリーンプロポリスはブラジル南部の特別な場所で発見されたプロポリスの一種で、とても上質で希少性が高く、プロポリスの王様として有名な存在でもあります。
ここではグリーンプロポリスについて詳しく見て行きましょう。

グリーンプロポリスとは?

 グリーンプロポリスはブラジルに渡った日本人、寺尾貞亮さんが執念の末にやっと見つけた極めて上質のプロポリスで、世界的にも高く評価されています。

一般のプロポリスは味覚や色が安定していない物が多く、品質にもバラつきが見受けられたため、寺尾さんがブラジル各地を数年間に亘り探し続けた結果、やっと1988年にブラジルの高原で発見されたプロポリスです。
ブラジルの中でも特別な地域にしか存在していなかったため、当初は特に希少価値が高いプロポリスでしたが、最近では多くの企業が商品として扱うことが可能になりました。

ブラジル産グリーンプロポリスの特徴

ブラジル産のプロポリスが好評ですが、その中でも特に上質で見た目が緑色をしていることから、グリーンプロポリスと呼ばれています。
 グリーンプロポリスが高く評価されている理由は、ブラジル南部に自生する起源植物が決め手となっています。

ブラジル産グリーンプロポリスの主な素材

 ブラジル産のグリーンプロポリスは自生植物のアレクリンが主な起源植物と言われていて、優れた抗菌力を保持している植物として広く知られています。

アレクリン(学名バッカリス・ドラクンクリフォリア)

アレクリンは金やダイヤモンドの宝石の鉱山として名を馳せたブラジルの南東部ミナス・ジェライス州、その中でも特別な地域にのみ生息している希少性の高い植物です。

キク科の低木薬樹で、細菌・ウィルス等に対する抵抗作用を保持しています。
見た目はローズマリーに似ていますがアレクリンの方がローズマリーより更に強力な抗菌作用があると言われています。
(ハーブの一種であるローズマリーは、シソ科の植物で細菌やウィルスに対し抵抗力を発揮します。ハーブティーとして摂取されることが多いのですが、妊娠中や高血圧の方は注意が必要です。)

攻撃的なアフリカ蜂化ミツバチ

 ブラジルの地に多く生息しているアフリカ蜂化ミツバチは、攻撃性が強い性質で強力な防衛力があり、上質なプロポリスが製造されています。
 つまり起源植物に含まれている成分とアフリカ蜂化ミツバチの強力な攻撃性と巣を敵から守る防衛本能の意識の強さが、相乗効果となって他の地域より上質なプロポリスを作り出しているのです。

ブラジル産グリーンプロポリスの主な成分

 ブラジル産のグリーンプロポリスには主に桂皮酸誘導体のアルテピリンCやР-クマル酸、フラボノイド等多くの成分が含まれています。特に注目されているのは、アルテピリンCとフラボノイドです。
 ブラジル産には他の地域では見られないハーブ等の特別な自生植物が多く、含有している成分も他の地域のプロポリスと異なる場合が多いのです。
 

アルテピリンC

 アルテピリンCにはアレクリンを起源植物とするプロポリスに含まれている桂皮酸誘導体で、遺伝子異常の細胞が増殖するのを抑制する働きがあります。
 

プロポリスの品質に影響するフラボノイド

 多くの植物に含まれている色素と、苦み、辛味等の味覚成分のことで、植物が自己防衛のために備えている成分で、ポリフェノールの1種です。 
 フラボノイドには細菌やウィルスに対する強い抗菌作用や抗酸化作用があり、体調を整える目的やアンチエイジングに利用されています。

グリーンプロポリスに含まれている、豊富なビタミンやミネラル

 ビタミン類ではビタミンBやビタミンE、葉酸、ナイアシン等、ミネラル類ではマグネシウムやカルシウム、鉄分、亜鉛等が含まれています。

グリーンプロポリスの主な働き

 グリーンプロポリスは他のプロポリスより特別な素材のパワーが注目されています。
特にブラジル産のグリーンプロポリスは、主材料であるアレクリンの成分が反映されて有益な成分が多く含まれている人気の健康食品です。

グリーンプロポリスの摂取方法

 プロポリスは独特の風味があるので慣れるまでは飲みにくい場合が多く、蜂蜜やヨーグルト、牛乳、紅茶やコーヒー等に混ぜて飲むと飲みやすくなります。
 お好みに合わせて飲み方を工夫してみると良いでしょう。

  
 ここまでグリーンプロポリスについて見て来ました。
 ブラジルの特定の地域にのみ自生する特別な起源植物の成分と、アフリカ蜂化ミツバチの強力な攻撃性が、互いに更なる強力なパワーを発揮して希少性が高くて上質なブラジル産のグリーンプロポリスが製造されているのです。
 生産地により風味や素材成分が異なりますので、選ぶ時には生産地や起源植物を確認することが大切です。
 
※健康食品は医薬品とは異なり、即効性はなく、効きめがあると確実に実感できるわけではありません。また製造会社によっても成分や健康に対する作用も異なりますので注意書き等をよく読んでから選ぶことが必要です。