ビタミンは身体の健康や美容を維持するためには大切なものというのは、なんとなく知っている人が多いと思います。

サプリメントも多く見かけます。お菓子やジュースにも含まれているものもあります。

では、ビタミンにもいろいろな種類があることをご存じですか?また、ビタミンが不足することで、どのようなことが起こるのかも知らないかもしれません。

もしかしたら、今感じている不調は、ビタミン不足なんてことも…

ビタミンの種類、ビタミン不足で起こる症状や病気についてご紹介します。

ビタミン欠乏症について

ビタミン欠乏症

ビタミンは身体に必要なもの

ビタミンは、人間の健康維持には必要不可欠とされるものです。しかし、体内で合成できないので、食物から栄養素として摂取しなければならないものです。

ビタミンはラテン語の「VITA」から名付けられています。「生命」「活力」という意味です。

ビタミンは、三大栄養素である、タンパク質、糖質、脂質の代謝を助ける働きをしています。

ビタミン自身はエネルギー源になるものではありませんが、身体がスムーズに動くための潤滑油のような働きをしています。

ビタミン欠乏症

私達人間が必要とするビタミンは13種類あります。ビタミンとまとめて言われることも多いですが、それぞれに特有の作用があるのです。

最近では、栄養バランスが偏った食事、添加物の多い食品、偏食などの理由で、ビタミン不足となっている人が多いと考えられます。

ビタミンが不足することで、身体に何らかの症状が出ることを、総称してビタミン欠乏症と言います。

ビタミンA欠乏症

ビタミンAは人参が多い

ビタミンA欠乏症の症状

ビタミンAは、皮膚、粘膜、目の健康にかかわるビタミンです。ビタミンAには、レチナール、レチノール、レチノイン酸の3種類があります。

ビタミンAが不足すると、光の感受性が落ちてしまい、暗い所で物が見えにくくなる「夜盲症」になることが有名です。

その他にも次のような症状があります。

  • 色素沈着
  • 眼球乾燥症(ドライアイ)
  • 不妊
  • 胎児の発生異常

ビタミンAは身体の上皮細胞の成長、分化に関係しています。よって、ビタミンAが欠乏すると、皮膚や粘膜疾患が生じます。そして、免疫力の低下も引き起こします。

先進国ではビタミンA欠乏症はほとんど見られませんが、発展途上国では深刻な問題になっています。

ビタミンA欠乏の兆候

  • 食欲不振
  • 肌荒れ
  • 口内炎
  • 風邪を引きやすい

ビタミンAを多く含む食品

ビタミンAは1日に成人男性だと850μgRAE、成人女性で650μgRAEが必要と言われています。(RAEという指数は、レチノールの量とカロテンのレチノール換算量の合計数値)

動物性食品からはビタミンAをそのままの形で摂取することができます。

植物性食品からは、緑黄色野菜の中のβカロテンを摂取してから、体内でビタミンAに変換するようになります。

次のような食品に多く含まれています。

  • レバー(牛、豚、鶏)
  • うなぎ
  • アナゴ
  • にんじん
  • ほうれん草

ビタミンD欠乏症

ビタミンDは鮭が多い

ビタミンD欠乏症の症状

ビタミンDは、食品からの摂取不足になっても、日光を浴びることでビタミンD生成をすることができます。

しかし、最近は強い紫外線から避けるために、日差しを浴びないようにしている人も増えていることから、ビタミンD欠乏症になっていることもあるのです。

ビタミンDには、骨の健康を保つ働き、カルシウムのバランス整えるという働きがあります。

よって、欠乏症になると、乳幼児、小児では「くる病」成人では「骨軟化症」という症状が出ます。

くる病では、骨の変形や成長障害、骨軟化症では、筋力低下や骨痛などが見られます。

ビタミンD欠乏の兆候

  • 骨が痛い
  • 慢性疲労
  • 頭部の発汗

ビタミンDを多く含む食品

ビタミンDの1日に成人男女とも、5.5μg必要と言われています。ビタミンDは次のような食品に多く含まれています。

  • さけ
  • うなぎ
  • キノコ類
  • 卵黄

魚類は全般的に多く含まれています。キノコでは、まいたけやきくらげなどに多く含まれています。

ビタミンE欠乏症

ビタミンEはアーモンドが多い

ビタミンE欠乏症の症状

ビタミンEには抗酸化作用があります。身体に悪影響を及ぼす、活性酸素を除去する働きがあります。

よって、ビタミンEが欠乏すると、体内での酸化が早くなり、身体全体的に老化が進むことになります。ビタミンEは「若返りのビタミン」と言われるほどです。

ビタミンEが欠乏することは、日本人の食生活ではあまりないと言われていますが、ビタミンE欠乏症は次のような症状があります。

  • 脂肪吸収障害
  • 溶結性貧血
  • 未熟児
  • 歩行不調

ビタミンE欠乏の兆候

  • 肌のシミやくすみ
  • 肩こり
  • 冷え
  • 頭痛

ビタミンEを多く含む食品

ビタミンEは1日に成人男性では6.5mg、成人女性では6.0mg必要と言われています。ビタミンEを多く含む食材は、次のような植物油やナッツ類などがあります。

  • ベニバナ油
  • アーモンド
  • 落花生
  • たらこ
  • マヨネーズ

ビタミンK欠乏症

ビタミンKはひきわり納豆が多い

ビタミンK欠乏症の症状

ビタミンKは血液の凝固に関係するビタミンとして発見されました。

よって、従来のビタミンの命名の仕方のように、順番にアルファベットを付けるのではなく、ドイツ語の凝固(koagulation)の頭文字をとって、ビタミンKとなりました。

ビタミンKが欠乏すると、血液凝固が遅くなり、血が固まりにくくなります。

ビタミンKは腸内細菌によっても作られます。腸細菌叢が定着していない新生児は、母乳中のビタミンKが不足すると、新生児出血症(新生児メレナ)を発症する場合があります。

また、抗生物質を長期間服用している人も、腸内細菌叢が乱れるので、ビタミンK欠乏症に陥る場合があります。

ビタミンK欠乏の兆候

  • あざができやすい
  • 鼻血が出やすい

ビタミンKを多く含む食品

ビタミンKは1日に成人男女ともに、150μg必要と言われています。

ビタミンKは、天然にはビタミンK1とビタミンK2の2種類があります。ビタミンK1は植物の葉緑体で作られるので、緑黄色野菜に多く存在しています。

ビタミンK2は微生物によって作られるので、納豆や乳製品、肉などに含まれています。次のようなものがあります。

  • ほうれん草
  • モロヘイヤ
  • 納豆
  • のり
  • 鶏肉

通常の食事をしていれば、ビタミンK不足になることは、まれと言われています。

ビタミンB1欠乏症

ビタミンB1は豚肉 ヒレが多い

ビタミンB1欠乏症の症状

ビタミンB1はエネルギーを生み出す「TCAサイクル」の中で必要な栄養素です。ビタミンB1が欠乏すると、エネルギーが作られず、代謝が下がってしまいます。

そうなると、様々な身体への悪影響が出てきます。

脚気

脚気は、末梢神経の障害で40年以上前の日本では多く見られるものでした。多発性神経炎とも呼ばれ、初期であれば、食欲不振や疲労感だけですが、進行すると、四肢のしびれや動悸、息切れなどが起こります。

重度になると循環器不全を起こし、呼吸困難で死亡することもあります。

ウェルニッケ脳症

特定の中枢神経系の障害で、意識障害や歩行運動不調、健忘症、眼球運動麻痺などが見られます。

肥満

エネルギー代謝が低くなり、糖分が脂肪に変化しやすくなってしまいます。

疲労

TCAサイクルがうまく行われないため、疲労物質である乳酸の代謝が溜まりやすくなり、疲労が溜まってしまうのです。

ビタミンB1欠乏の兆候

  • イライラする
  • 精神が不安定になる
  • 太りやすくなる
  • 疲れやすい

ビタミンB1を多く含む食品

ビタミンB1は1日に成人男性で1.4mg、成人女性で1.1mg必要と言われています。肉類や魚介類に多く含まれています。

次のようなものがあります。

  • 豚肉
  • うなぎ
  • 小麦粉
  • 玄米
  • えんどう

インスタント食品を良く食べる人、飲酒を良くする人は、ビタミンB1欠乏症になりやすいと言われています。

ビタミンB2欠乏症

ビタミンB2は牛レバーが多い

ビタミンB2欠乏症の症状

ビタミンB2は、三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)を体内で分解してエネルギーに変換する働きがあります。特に脂肪代謝に多く関わります。

また、細胞の再生を促進するため、「成長を促すビタミン」と言われます。ビタミンB2が欠乏すると、次のような症状が見られます。

皮膚や粘膜の症状

ビタミンB2は、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。よって、欠乏すると口内炎や口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎や肌荒れなどが起こります。

また、眼精疲労や白内障が引き起こされることもあります。

発育障害

ビタミンB2は、成長に必要なエネルギー代謝に関わっているため、成長期の子供に不足すると、発育障害が見られます。

また、妊娠中の人は胎児の発育に必要になるので、積極的に摂取した方が良いでしょう。

ビタミンB2欠乏の兆候

  • 肌荒れ
  • 口内炎
  • 眼精疲労
  • 疲労
  • 太りやすくなる

ビタミンB2を多く含む食品

ビタミンB2は1日に成人男性では1.6mg、成人女性では1.2mg必要と言われています。植物性食品よりも、肉や魚などの動物性食品に多く含まれています。

次のようなものがあります。

  • たらこ
  • うなぎ
  • 魚肉ソーセージ
  • レバー(牛、豚、鶏)

脂肪の多いものをたくさん摂る人は、脂肪の代謝に多くのビタミンB2が使われるので、欠乏しやすくなります。

アルコールを多く飲む人も、ビタミンB2不足になりやすくと言われています。

ビタミンB6欠乏症

ビタミンB6はにんにくが多い

ビタミンB6欠乏症の症状

ビタミンB6はタンパク質の代謝に関わるビタミンです。タンパク質を摂取すると、アミノ酸へ分解されて、アミノ酸から身体は作られていきます。

よって、ビタミンB6が不足してタンパク質の代謝が滞ると、身体へいろいろな影響が見られます。

  • 成長の抑制
  • 体重減少
  • てんかん様痙攣
  • 皮膚炎、肌荒れ

月経前症候群(頭痛、吐き気、だるさ)

排卵期になると、女性ホルモンであるエストロゲンが放出されます。そのエストロゲンがアミノ酸代謝を促進させるので、ビタミンB6が多く消費されて、欠乏するのです。

ビタミンB6欠乏の兆候

  • 肌荒れ
  • 口内炎
  • じんましん
  • 足がつる
  • 手足がしびれる

ビタミンB6を多く含む食品

ビタミンB6は、1日に成人男性は1.4mg、成人女性は1.2mg必要と言われています。ビタミンB6は、多くの食材から摂取することができます。

  • にんにく
  • マグロ
  • かつお
  • 肉類(牛、豚、鶏)
  • レバー(牛、豚、鶏)
  • きな粉

ビタミンB6は腸内細菌から合成されるので、欠乏することはあまりないと言われています。

ただし、抗生物質の長期服用やピルの常用、ある種の血管拡張剤の摂取をしている人は、欠乏しやすいと言われているので、注意しましょう。

パントテン酸欠乏症

パントテン酸は鶏レバーが多い

パントテン酸欠乏症の症状

パントテン酸はビタミンB1やビタミンB2と同じ「ビタミンB群」と呼ばれる仲間であり、「ビタミンB5」と呼ばれていました。

ギリシャ語の「どこにでもある」という言葉から「パントテン」という名称は付けられていて、多くの食材に含まれています。

よって、パントテン酸欠乏症については、不明な点が多いのです。足の先端が焼け付くような感覚になる感覚衝動異常や低血圧症などが見られると言われています

パントテン酸は、三大栄養素のエネルギー変換を助ける補酵素としての役割を担っています。それが「コエンザイムA(CoA)」と言われるものです。

パントテン酸は、特に脂肪の代謝に深く関わっています。また、副腎皮質ホルモンの分泌を助ける、免疫抗体合成を助けるなどの働きもあります。

不足していると、次のような兆候が見られます。

  • 脂肪がたまりやすい
  • ストレスがたまりやすい
  • 免疫力が下がる
  • 善玉コレステロールが少なくなる

パントテン酸欠乏の兆候

  • ストレス
  • 太りやすい
  • 髪のツヤがなくなる
  • 白髪が増える

パントテン酸を多く含む食品

パントテン酸は1日に成人男性で5mg、成人女性で4mg必要と言われています。

水溶性のビタミンなので、体内に貯めておくことはできないですが、幅広く食材に含まれているので、不足しにくいとされています。

中でも特に多く含まれているものは次のものです。

  • レバー(牛、豚、鶏)
  • たらこ
  • 卵黄
  • 納豆
  • 干しシイタケ

パントテン酸は腸内細菌によっても生成されるので、抗生物質を長期間服用している人は不足しやすいとは言われているので注意しましょう。

カフェインとアルコールは、パントテン酸の吸収を阻害するので、コーヒーやアルコールを多く飲む人は、気を付けていた方が良いでしょう。

ナイアシン欠乏症

ナイアシンはたらこが多い

ナイアシン欠乏症の症状

ナイアシンもビタミンB1やB2などと同じ「ビタミンB群」の仲間で、「ビタミンB3」とも呼ばれます。

「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」の総称でナイアシンと言われています。

三大栄養素全ての代謝に関わっていて、体内のエネルギーを生産するために必要です。そして、500種類以上ある酵素を助ける「補酵素」として作用しています。

多くある補酵素の中で一番多くの働きをしていて、生体内で最も多く存在するビタミンと言われています。

ナイアシン欠乏症で有名な症状はペラグラという皮膚炎です。ペラグラには、他にも次のような症状が現れます。

  • 下痢
  • 幻覚や幻聴
  • 精神神経障害
  • 成長障害

ナイアシン欠乏の兆候

  • 頭痛
  • 冷え性
  • めまい
  • 口内炎

ナイアシンを多く含む食品

ナイアシンは1日に成人男性で15mgNE、成人女性で11mgNE必要と言われています。(NE=ニコチン酸(mg)+ニコチンアミド(mg)+{トリプトファン×1/60(mg)})

ナイアシンが豊富な食品は次のようなものです。

  • まぐろ
  • レバー(牛、豚)
  • たらこ
  • キノコ類
  • 落花生

ナイアシンは、水に溶けやすい性質を持っているので、調理の時にゆでたり、煮たりすると、7割近く溶け出してしまいます。

煮汁も食べられるスープのような食べ方をするのがおすすめです。

アルコール分解のために、ナイアシンがたくさん消費されるので、アルコールを良く飲む人は、不足しがちになるので注意しましょう。

葉酸欠乏症

葉酸は鶏レバーが多い

葉酸欠乏症の症状

葉酸もビタミンB1やB2などと同じ「ビタミンB群」の仲間で「ビタミンB9」とも呼ばれています。

ビタミンB12とともに、赤血球の生成に関わっているので、「造血のビタミン」とも言われています。

葉酸はDNAの合成や細胞分裂や細胞の増殖に関わることから、妊娠中の女性や成長期の子供に必要な栄養素として有名です。

葉酸はビタミンB12と共に、正常な形の赤血球を生成しています。つまり、どちらかが不足すると、正常な赤血球が作られないことになります。

葉酸が欠乏すると次のような症状が見られます。

巨赤芽球性貧血

巨赤芽球性貧血とは、赤血球の容積が大きくなって、酸素がうまく運搬できなくなることで起こる悪性貧血です。

胎児の神経管閉鎖障害

胎児の神経管閉鎖障害とは、神経管の形成過程異常が起こることです。無脳症や二分脊椎、髄膜瘤などの症状が見られる場合があります。

厚生労働省では妊娠前1ヶ月から、妊娠後3ヶ月の間、葉酸を通常よりも+400μg摂取するようにすすめています。

  • 動脈硬化のリスクが高まる
  • 胃潰瘍、十二支潰瘍

葉酸欠乏の兆候

  • 口内炎
  • 下痢
  • 貧血
  • 肌荒れ
  • めまい

葉酸を多く含む食品

葉酸は1日に成人男女ともに、240μg必要と言われています。妊娠中、授乳中にはそれぞれ付加量があります。(妊娠中は+240μg、授乳中は+100μg)

葉酸は青い葉物野菜を中心に、野菜全般に多く含まれています。肉や魚などの動物性食品にはあまり含まれていません。

特に多く葉酸を含む食品は次のものです。

  • ほうれん草
  • モロヘイヤ
  • 大豆製品
  • 海藻類
  • レバー(牛、豚、鶏)

葉酸や調理の段階で失われやすく、長期保存によって破壊されるので、生野菜を摂るのが良いでしょう。

アルコールを多く飲む人は、葉酸の吸収が抑制されやすいので注意しましょう。

ビタミンB12欠乏症

ビタミン12はしじみが多い

ビタミンB12欠乏症の症状

ビタミンB12はタンパク質、脂質、核酸の合成に関わる「補酵素」です。葉酸とともに、赤血球を作る働きがあり、赤い色をしているので、「赤いビタミン」とも言われています。

葉酸の説明でもあげましたが、ビタミンB12と葉酸は、どちらかが欠けても正常な赤血球が作られないと言われています。ビタミンB12欠乏症には、次のような症状があります。

  • 巨赤芽球性貧血(悪性貧血)
  • 赤血球の形成・再生における障害
  • 全身疲労感
  • 睡眠障害(眠気、不眠症)
  • 知覚異常
  • 運動失調
  • 高ホモシステイン血症

ビタミンB12欠乏の兆候

  • 集中力の低下
  • 記憶力の低下
  • 無気力
  • 手足のしびれ
  • 頭痛
  • めまい

ビタミンB12を多く含む食品

ビタミンB12は1日に成人男女ともに、2.4μg必要と言われています。肉類や魚介類などの動物性食品に多く含まれています。

特に多いのは、次のようなものです。

  • レバー(牛、鶏)
  • しじみ
  • いくら
  • さんま
  • 納豆
  • 乳製品

一般的な食生活をしていれば、ビタミンB12が不足することはまずありませんが、肉や魚を食べないベジタリアン(菜食主義)の人は気を付けなければなりません。

ビタミンB12は微生物によって合成されるので、植物性食品には含まれていないのです。

また、胃の手術や胃粘膜障害がある場合も不足になりやすいので、気を付けましょう。

ビオチン欠乏症

ビオチンは鶏レバーが多い

ビオチン欠乏症の症状

ビオチンも「ビタミンB群」の仲間であり、「ビタミンB7」とも呼ばれています。ビタミンB群に分類される前は、「ビタミンH」と呼ばれることもありました。

ビオチンは他のビタミンB群と同じように、三大栄養素の代謝に関わっています。

糖代謝、脂肪酸の合成、アミノ酸の代謝に関わる、カルボキシラーゼという補酵素として働きます。「補酵素R」と呼ばれることもあります。

ビオチンはもともと、皮膚の炎症を防ぐ因子として発見もされており、皮膚とのかかわりが強いビタミンです。

ビオチン欠乏症は次のようなものです。

  • アトピー性皮膚炎
  • 乳幼児の皮膚炎
  • うつ症状
  • 疲労感、倦怠感
  • 食欲不振
  • 糖尿病

卵白障害

生の卵白を過剰に摂取することで起こるビオチン欠乏症のことを言います。卵白に含まれているアビジンとビオチンが結合すると、不活性な複合体になり、腸での吸収ができなくなります。

疲労感、筋肉痛、知覚異常、嘔吐などの症状が見られます。加熱した卵白であれば問題ありません。

妊娠中にビオチンが不足すると、高い確率で奇形が誘発されるとも言われています。

ビオチン欠乏の兆候

  • 脱毛、薄毛
  • 白髪
  • 疲労
  • 食欲不振
  • 不眠
  • 味覚障害

ビオチンを多く含む食品

ビオチンは1日に成人男女ともに50μg必要と言われています。ビオチンが豊富な食品は次のようなものです。

  • レバー(牛、豚、鶏)
  • 大豆
  • イワシ
  • 玉ねぎ
  • 卵黄
  • 玄米

生の卵白はビオチンの吸収を妨げてしまいますが、卵黄は大丈夫です。様々な食品に含まれているので、普通の食事をしていれば不足することはなさそうです。

ビタミンC欠乏症

ビタミンCはピーマンが多い

ビタミンC欠乏症の症状

ビタミンCはビタミンの中でも良く知られているので、一番なじみがあるビタミンなのではないでしょうか。

それは、ビタミンCは効果効能が多い栄養素だからです。主な働きは、抗酸化作用、免疫力の向上、コラーゲンの生成などです。

ビタミンCは活性酸素による体内の老化や酸化を抑える、抗酸化作用があることで、美容と健康に欠かせないものとして、認知されています。

ビタミンCが欠乏すると、様々な影響が身体に見られます。

壊血病

ビタミンCの代表的な欠乏症が壊血病です。この壊血病の克服からビタミンCは発見されたのです。

ビタミンCはコラーゲンの生成に関わっています。コラーゲンは美容成分だけでなく、細胞と細胞をくっつけて、血管や筋肉、皮膚、骨、粘膜などを維持する働きがあります。

ビタミンCが欠乏することで、コラーゲンが作られなくなり、傷の治りが悪くなる、毛細血管から出血、貧血、などが起こります。

ストレスが溜まる

ビタミンCは、抗ストレスホルモンの生成に関わっています。ビタミンCがあることで、ストレスに耐えられる身体になっているのです。

ストレスの多い現代人には重要なビタミンです。

  • 生活習慣病
  • 免疫力の低下

ビタミンC欠乏の兆候

  • 肌荒れ
  • 歯茎からの出血
  • 風邪を引きやすくなる
  • しみやそばかす
  • コレステロールが増える
  • イライラする

ビタミンCを多く含む食品

ビタミンCは1日に成人男女ともに、100mg必要と言われています。ビタミンCはジュースやお菓子などにも多く含まれているので、良く知られていると思います。

しかし、たくさん摂取しても、身体に不要なビタミンは体外に排出されてしまうので、一度に多く溜めこむことはできません。

ビタミンCは野菜や果物に多く含まれています。イメージしやすいのは柑橘系だと思いますが、イモ類にも含まれています。

  • ピーマン
  • ブロッコリー
  • レモン
  • キウイ
  • じゃがいも
  • ハム

喫煙者は、ビタミンCの消費が多くなってしまうので、ビタミンCを通常の必要量よりも35mg多く取るようにすすめられています。

ストレスを感じやすい人も、ビタミンCが不足しやすいので、多めの摂取を心がけると良いでしょう。

ビタミン欠乏症を改善する方法

それぞれのビタミンで欠乏するといろいろな身体の症状が現れることを紹介してきました。では、ビタミン欠乏症にならないためには、どうすれば良いのか見てみましょう。

食事

家庭料理の食事

ビタミン不足を解決するため、重要なことは、やはり食事の見直し、改善が必要になります。次のような食生活は、ビタミン不足を引き起こしやすくなります。

  • 無理なダイエット
  • ジャンクフード
  • インスタント食品

ビタミン不足を解消するためには、栄養バランスの整った食事を心がけることが大切です。野菜や果物がヘルシーだからと言って、そればかり食べていても、足りないビタミンが出てきてしまいます。

ジャンクフードやインスタント食品は、加熱処理をされていたり、食品添加物がたくさん入っていたりと、ビタミンがなくなっている場合もあります。

欠乏症とまでいかなくても、口内炎、肌荒れ、ニキビ、疲労感など、ビタミン不足の兆候は現れてきます。

そういった場合には、食生活を見直すようにしましょう。

サプリ

サプリでビタミンを摂る

どうしても忙しい、時間が取れない、外食が多いなどの人には、サプリメントを上手に使用すると良いでしょう。

ただし、過剰に摂取してはいけません。最近は美容系、健康系、ダイエット系など、いろいろな種類のサプリが販売されています。

手軽に飲める分、いろいろなサプリを重複していると、ビタミンも過剰摂取してしまっている場合もあります。

水溶性のビタミン(ビタミンB群、ビタミンC)は過剰に摂取しても、尿から体外に排出されます。

しかし、肝臓などでは分解する過程で負担がかかっているので、下痢や腹痛などの症状が見られることがあります。

そして、脂溶性のビタミン(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKなど)では、体内に蓄積してしまうので、頭痛や吐き気、むくみなど副作用が出やすくなります。

用量や用法は守って摂取するようにしましょう。そして、たくさんの種類のサプリを多く摂り過ぎないように気を付けましょう。

ローヤルゼリーは最適

ローヤルゼリーが1番最適

ビタミンはバランス良く摂取しなければなりません。食事、サプリでも改善はできますが、もっと便利なものが「ローヤルゼリー」なのです。

ローヤルゼリーはなぜ良いのでしょうか?

ビタミンが豊富

ローヤルゼリーには、水溶性のビタミンであるビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチン、葉酸、ナイアシンが含まれています。

脂溶性のビタミンは、日常の食生活の中で不足することは、あまりないとされていますが、水溶性のビタミンは、毎日摂取することが必要なもので、不足しやすいとも言われています。

いろいろな食材を選ぶよりも、ローヤルゼリーを摂取するだけで、必要なビタミンが補えるのは便利ですよね。

ローヤルゼリーはパーフェクトフード

ローヤルゼリーには、ビタミンだけでなく、身体が必要とする9種類の必須アミノ酸、15種類のその他のアミノ酸も豊富に含まれています。

また、糖質、8種類のミネラルも含まれています。ローヤルゼリー特有のデセン酸という成分も含まれていて、女性ホルモンを整えるというような働きもしてくれます。

通常のビタミンサプリだと、ビタミンだけの配合になってしまいますが、ローヤルゼリーは身体の健康維持のために必要な他の栄養成分がたっぷりと含まれています。

食生活が乱れがちな人、健康や美容を維持したい人にはローヤルゼリーはパーフェクトフードと言っても良いのではないでしょうか。

>ローヤルゼリーの効果・効能

ビタミン不足を改善しよう

ビタミンと一言でまとめることが多いですが、それぞれに違う作用があって、含まれている食品も違ってきます。

偏食や外食、ストレスや喫煙、飲酒など、様々な理由でビタミン不足になっている可能性があります。

日々感じている体調不良が、ビタミンが足りていないという兆候かもしれません。放っておくと、重篤な症状に陥る場合もあるのです。

食生活を改善したり、サプリで補ったりすることは大切です。その中で、ローヤルゼリーはとても優秀で便利なものです。

不足しがちなビタミンB群などの水溶性ビタミンを多く含んでいますし、身体に必要なアミノ酸、糖質、ミネラルもトータルで配合されているのです。

ビタミン不足で身体に不調を感じる人、忙しくてサプリで補給したい人には、ローヤルゼリーでビタミン不足を改善してほしいと思います。

そして、健康的な身体でいきいきとした生活を取り戻して下さい。