プロポリスとはミツバチが巣を守るために、採集した植物とミツバチの蜜蝋や唾液に含まれる酵素等が体内でミックスされて合成、製造される粘着性の天然物質のことです。
プロポリスにはとても強い殺菌作用があり、細菌やウイルスからミツバチの巣を守る働きがあり、古くから貴重な物として扱われて来ました。例えば古代エジプトではミイラにするための防腐剤として、また古代ギリシャに於いては傷口の消毒や感染症対策として利用されて来たとの記録が残っています。

更にプロポリスは健康維持のために役立つ成分が多く含まれ、老化対策、物忘れやアルツハイマー、血糖値を健康的に維持、風邪やインフルエンザ等の感染症にも有益です。他にがん細胞にも好影響を与えるとの研究が進められており、様々なことが解明されて来ています。
ここではプロポリスとがんの関係性について詳しく見て行きましょう。

プロポリスの素材

プロポリスは希少性の高い天然の健康食品で、ミツバチが植物の新芽や樹脂、花粉等を採集し、蝋分泌腺から分泌した蜜蝋、ミツバチの唾液等と体内で合成させた物質です。

自然の摂理がもたらす殺菌力、樹脂成分

樹木が傷ついた際、傷口から細菌等の侵入を防ぐために分泌する樹液が固まった状態や柔らかい状態の物質を樹脂と呼んでいます。自然に起こる現象ですが、ミツバチはこの樹脂を利用してプロポリスを生成するため、必然的にプロポリスには細菌・ウイルスに対抗する強力な殺菌力、消毒の成分が含まれているのです。

成長するためのエネルギーが凝縮、植物の新芽パワー

 ミツバチは行動範囲の中から、花粉等を摂取・採集して来ますが、その中でもプロポリスの主な素材として挙げられるのは植物の新芽です。

新芽に含まれる成分

 新芽は種子に凝縮されている栄養を吸収して発芽しますが、その際植物ホルモンが生成されると同時にアミノ酸、ビタミン、ミネラル等の酵素や栄養素も製造され、とても大きなエネルギーが発せられ急激に成長します。
この新芽パワーと栄養分がプロポリスの素材として活かされているのです。

健康維持に有益、スプラウトの抗酸化作用

 プロポリスの素材として利用されるハーブやスプラウトにはβ-カロテン、ビタミンB1、ビタミンK等の健康維持に有益な成分が多く含まれています。

ミツバチの行動範囲によってプロポリスの産地ごとに成分が異なりますが、新芽を素材とするプロポリスには豊富でバランスの良い栄養分とパワーが詰まっています。
私たちの身近な場所ではスーパー等の野菜コーナーでも色々な種類のスプラウトが販売されていて、例えばもやし、アルファルファ、豆苗、ブロッコリースプラウト等です。これらのスプラウトにはリン、マグネシウム、カルシウム、カリウム等のミネラル類。加えてβ-カロテンには抗酸化作用が含まれているので、肌や粘膜を健康に保持する働きや、がん細胞の増殖を抑制する働きがあり、プロポリスががん細胞の抑制に有益と言われる要因の1つです。

プロポリスとがんとの関係性

がんに対する研究が著しく進化していて、漢方や民間療法等の様々な治療法がネット上にも掲載されています。その中で天然成分のプロポリスががん細胞に影響を与えるとの研究も進められて来ました。
特にブラジル産のグリーンプロポリスはブラジルの限定地域のみに生息するアレクリンと言う起源植物とアフリカ蜂化ミツバチが特徴的です。
他のプロポリスと比較し、がん細胞に影響すると言われる成分を圧倒的に多く含有していいます。
ここではプロポリスの有益成分と、がん等の病気との関係について見て行きましょう。

プロポリスの有益成分

 プロポリスの主な成分は樹木が傷ついた際に傷口を細菌から守るために分泌する樹脂で、多く含まれる有益成分には、桂皮酸誘導体のアルテピリンC、ρ-クマル酸、バッカリン等です。
 これらは強い殺菌力を保持していて、細菌やウイルス、風邪やインフルエンザ等の感染症予防に役立ちます。更にがん細胞の増殖にはウイルスが関係している場合もあり、プロポリスの殺菌力ががんの抑制に役立ちます。
 

がんと身体の状態

 がんとは細胞が増加する時に、遺伝子が正確にコピーされずに遺伝子が傷ついた異常な状態でコピーされて増加する病気です。
がんが発生する際には免疫力は低下し、活性酸素が増加して細胞を傷つけてしまうことからがん化が始まると考えられています。
活性酸素は紫外線や喫煙、食品添加物等の身体的なストレス、更にメンタル面に影響する心理的ストレスが原因で増加します。通常は抗酸化物質の抑制力が活性酸の過剰な増加を抑えますが、全身の免疫力の低下により上手く機能しない状態になってしまいます。

がん細胞の増加を抑制可能なプロポリスの成分

 プロポリスの主な成分として桂皮酸誘導体があります。この物質は樹脂の成分でもありフラボノイド、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル等が含まれています。
 フラボノイドはポリフェノールの仲間で、植物の色素、苦み・辛み成分のことですが、プロポリスにはこのフラボノイドが豊富に含まれています。
 プロポリスの他の成分アルテピリン、カフェイン酸フェネチル・エステル等ががん細胞に抵抗する成分と言われています。
 このようにプロポリスには豊富な栄養素とがん細胞を抑制するための抗酸化作用成分、強力な殺菌力により、がんの増殖を抑えて健康な状態に体質を変化させる可能性があります。
ここまでプロポリスとがん細胞との関係性について見て来ました。
 がんは免疫力の低下や活性酸素の増加、ウイルス等が原因となり引き起こされる病気で、放置しておくと体内の他の部位に転移し、健康な細胞までダメージを与えてしまいます。

今やがんは早期発見すれば、完治する確率が高くなっています。
日頃から検診の受診や、自分の体の変化や不調を見逃さず、異変を感じた場合はすぐに医師に相談することが大切です。
日頃から栄養バランスの良い食事と睡眠、メンタル面でもストレスをためない等自己管理を心がけて、健康で充実した生活を楽しんで下さいね。