プロポリスは本来ミツバチが自分たちの巣を守るために体内から分泌する粘着性の物質で、主に巣の壁面や隙間等に塗り付ける物でした。しかしその優れた性質から古代エジプト時代から遺体をミイラにする際の防腐剤として、更にプロポリスの強力な殺菌成分等が健康維持にも幅広く利用されてきました。

近年では健康食品として人気を集め、カプセル等の粒状タイプや、のどに直接スプレーするタイプ、プロポリス成分を配合した化粧品やキャンディー等多くの製品が販売されています。

空気が乾燥する冬に限らず、夏でも厳しい暑さから身を守るためにエアコン利用が増加したことも関係し、皮膚や粘膜が乾燥しやすい状況からのどの違和感や痛みを訴えるケース、更に風邪等の感染症に発展することもあり、適切なケアが必要です。

ここではプロポリスと、のどの痛み等との関連について見て行きましょう。

プロポリスの主な素材

プロポリスの主な素材は、ハーブ等の植物の新芽や、樹木の樹液が固まった樹脂、酵素、ミツバチの体内分泌物等で、摂取後体内で合成してプロポリスが生成されます。
特にプロポリスの中でも高品質で知られるブラジル産グリーンプロポリスの素材として有名なのが起源植物のアクリネ(学名バッカリス・ドラクンクリフォリア)です。
ハーブのローズマリーに似た植物ですが、それを上回る抗細菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用があることが解明されています。

プロポリスの主な成分、桂皮酸誘導体等

プロポリスの主な成分はアルテピリンC、ρ-クマル酸等の桂皮酸誘導体と呼ばれる物質と、ポリフェノールの仲間であるフラボノイド、クロロゲン酸、4-カフェオイルキナ酸、テルペノイド、その他にはビタミン類、ミネラル類等です。

ポリフェノールは植物に含まれる色素や苦み、辛味成分のことで、桂皮酸誘導体やフラボノイドには強力な抗酸化作用、殺菌作用等があり、これらの成分がプロポリスの生成に大きな影響を与え、健康に役立つ優れた要素となっています。

のど等、粘膜に関するプロポリスの栄養成分ビタミン類

プロポリスに含まれるビタミン類はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、葉酸等があります。

特にビタミンB1は炭水化物(糖質)からエネルギーを作り出して皮膚や粘膜を健康に保つために助ける働きをします。

またビタミンB2は粘膜生成に関係があり、粘膜を健康に維持する働きがあります。

プロポリスに含まれる粘膜の健康と関係する、ミネラル類

プロポリスにはマグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄、亜鉛、銅等が含まれます。

特に亜鉛は傷ついた細胞を健康な状態に戻す働きや、新陳代謝を促進させて肌のシミやシワに好影響を与える働きをします。

プロポリス製品の様々なタイプ

近年販売されているプロポリス製品は多種多様ですが、主に全身の健康維持のためにカプセルタイプを摂取する方や、のどの痛みや違和感、口内炎に対しのどや口内にスプレーするタイプ、クリームや化粧品に配合されているタイプ等です。

のどにはスプレータイプのプロポリスが活躍

空気が乾燥している時や、風邪やインフルエンザ等の感染症にかかると特にのどに違和感を覚えることがあります。
そのような時に良く利用されているのは、のどや口内に直接スプレーするタイプのプロポリスです。

スプレータイプのプロポリスのメリット

プロポリスの抗細菌や抗ウイルス成分が風邪や感染症から守ってくれ、のどの痛みや違和感、口内炎等をケアする働きがあります。
特に怖い感染症が世界で流行した例も多く、更に次々と新型の感染症が発生しているので、人混みの中を歩く時にはプロポリスをのどに吹きかけておくと、悪性ウイルス対策が可能です。

粘膜に潤いを与えて、免疫力を維持しよう

空気の乾燥により、のどをはじめとして鼻腔や目等の粘膜も乾燥しやすくなります。その結果、細菌やウイルスに対する抵抗力が落ちてしまい風邪や感染症にかかりやすくなってしまいます。

のど専用のスプレータイプのプロポリスを利用し、更にうがいも心がけると風邪や感染症から身を守り、健康状態を良好に保つことが出来ます。

粘膜の潤いがあってこそ、細菌等と戦う白血球の働きを維持出来ますので、特にのどは常に潤いを保つように心がけて下さい。

ここまでプロポリスとのどとの関係について見て来ました。

天然成分でありながら、健康を維持するために役立つ要素が多いプロポリスは、のどだけでなく全身に好影響を与える健康食品の1つです。

プロポリスの成分である殺菌力や抵抗力、抗酸化作用を上手に利用し、更に粘膜の潤いを保つことで、病気への抵抗力もパワーアップして健康維持が可能になります。
プロポリスを取り入れて充実した健康ライフを楽しんでみてはいかがでしょう