ローヤルゼリーのたくさんの成分の中に、プリン体と呼ばれる物質が含まれています。プリン体といえば、痛風の原因になると言われている成分。そのためか、痛風への悪影響を心配している人がいらっしゃるようですが、本当に影響するのでしょうか?

痛風とは

痛風は足の指の付け根、もしくは肘や膝、かかとなどにに激痛が起こる病気です。ちょっとした振動でも激痛に見舞われるため、風に吹かれただけでも痛いという意味があります。激痛が起こる期間は1~2週間で、支障があるのはその時だけという場合が多いため、治ったと感じてしまう人も多いでしょう。しかし、病気としては進んでいるため注意が必要です。

原因は食生活?

贅沢病とも言われるもので、遺伝的な部分もごくわずかは関わっている可能性があるものの、おいしい食事やお酒を多く飲む人がかかリやすいと言われています。近年では食生活の変化もあり、一般的な食事でも発症しやすい病気になってきています。

尿酸が溜まることが原因

食生活によって、血液の中に増えてしまう「尿酸」。通常であれば血液に溶けた液状ですが、増えすぎることで針のような結晶になり、身体の中にくっついてしまいます。これが関節に起こることで痛みという発作が起こるのです。

プリン体との関わり

プリン体が体内に入り分解される時、尿酸が発生します。そのため、プリン体の摂りすぎが痛風の原因や悪化に繋がるのです。また、プリン体は食事だけでなく身体の中の新陳代謝でもつくられ、通常であれば肝臓で尿酸になり、さらに腎臓で老廃物になった結果、排泄物として体外へ出ていきます。
プリン体が増える原因には、食事とともに体内でつくられ過ぎてしまうことが考えられますが、それだけでなく排泄が滞っている場合もあるのです。排泄が上手く行かなければ、体内に蓄積され、結晶化する可能性が高くなります。

ローヤルゼリーにもプリン体が含まれる

ローヤルゼリーにも、痛風に影響を及ぼすプリン体が含まれます。100g中に約400~500mgと言われ、100gに付き300mg以上はプリン体が極めて多い食品とされるため、ローヤルゼリーもそれに含まれていると考えられます。
しかし、ここで気をつけて欲しいのは、ローヤルゼリーの摂取量。プリン体が多く含まれると言われているレバーや魚の干物と比べると、ローヤルゼリーの摂取は1日で平均やく1~2gほどと考えられます。そのため、プリン体の摂取量としてはその他の食品とは比べ物にならない程の微量でしょう。
プリン体が多い食品として取り上げられることのあるローヤルゼリーは、通常の摂取量を守っていれば全く問題のない量ということになります。ビールやその他のアルコールはもちろんの事、一緒に食べることが多い焼き鳥のレバーなどは、あっという間に100gの摂取が可能なため、気をつける必要があるのです。

すでに痛風の治療を受けている場合

少量であってもプリン体が含まれるローヤルゼリーの摂取は、すでに痛風の人であればかかりつけの医師に摂取可能かどうかの相談することをオススメします。
痛風は重篤な合併症を起こす可能性もあるため、医師の指導をしっかりと受ける必要があります。

ローヤルゼリーが痛風予防になる可能性

尿酸はプリン体の量に伴い増えると考えられますが、プリン体は体内でもつくられ、食事で摂る量と比べても50/50です。
尿酸が増えてしまう原因には、遺伝的なものもはごく一部と考えられ、一般的な原因としては、やはり生活習慣が関係しているといえるでしょう。

ローヤルゼリーで食生活の補助

食事の内容で、尿酸値は変動することがあります。肉や海産物は特に影響するでしょう。逆に野菜や乳酸菌は痛風改善に役立ちます。
ローヤルゼリーには様々な栄養素が含まれるため、野菜不足の人への栄養補給に役立ちます。食事の内容を極端に変えるのはストレスのかかることですから、野菜を増やすとともにローヤルゼリーを摂取することで栄養のバランスを整える方法が効果的でしょう。
また、肥満度が高いほど尿酸も発生しやすくなりると考えられますが、ローヤルゼリーは新陳代謝を活発にするためダイエット効果も見込めます。それだけでなく、代謝が良くなることで尿酸が排出されやすくなることも考えられ、尿酸値が上がることを防ぐと考えられるでしょう。

ストレスによる尿酸値の上昇を抑える

ストレスは尿酸値を高くする可能性があります。日常のストレスに負けないためにローヤルゼリーの栄養素が働きかけるため、ストレスによる尿酸値の上昇を抑えることが可能でしょう。

ローヤルゼリーの成分で予防

痛風の改善には、水分を多く摂り尿酸を排出すると良いと言われています。ローヤルゼリーには利尿作用の期待できるカリウムが含まれ、尿酸を腎臓でろ過するために役立ち、さらに、高血圧の予防にも役立つため、腎臓の機能の低下を抑えるとも考えられるでしょう。
また、マグネシウムは尿の酸性かを防ぐとともに尿酸の排出を促し、葉酸はビタミンB群の1つですが、尿酸の生成を抑える効果があるとも言われています。

生活習慣も合わせて見直す

ローヤルゼリーは健康食品ですから、病気を直すものではなく予防として役立つものです。痛風になりえる可能性のある方にとって、生活習慣の見直しは大切です。アルコール類の摂取はできるだけ控え、できる範囲で食生活の見直しをおこなう必要もあります。また、運動も取り入れると効果的でしょう。
このようなことの補助的なものとしてローヤルゼリーを含めると良いでしょう。