自律神経失調症は、特定の人がなる病気では無く、どんな人もなり得る病気といえます。
さまざまな症状があります。
- 頭痛
- めまい
- 下痢
- 手足のしびれ
- 不安感
- うつ状態
参照:元住吉こころみクリニック
検査を行ってもはっきりとした原因がわからないため、完全に効果のある治療法を見つけることもなかなかできないことがあります。
人は自律神経のバランスを保ち生活している
自律神経は、身体の全てをコントロールするもので、生きていくために必ず必要になるものです。自律神経には、オンとオフのように活動する時に優位になる交感神経と、休息中に優位になる副交感神経があり、それぞれが必要に応じ切り替えを行い、身体へ働きかけます。意識してコントロールすることはできません。
自律神経失調症は、このバランスが崩れ、正常に戻らないことで起こります。
自律神経によって、精神的な変化とともに身体にも反応が起こり、また、体温の調整やホルモンの分泌、免疫力など様々な働きを担っているため、自律神経失調症になれば、理由のわからない心と身体の不調に悩まされることになります。
自律神経のバランスが崩れるとどうなる?
ストレス、不規則な生活、年齢などから、身体を正常に保つ自律神経のバランスが崩れ、必要なときに必要な神経が働かないことで、身体へ不調が現れます。
その症状は人それぞれで、精神的な落ち込みから身体の痛みまで様々。さらに幾つかが重なることや急に症状がなくなるなど、複雑な場合もあります。
決定的な原因究明が困難なことや、完全に排除することも難しいため、治療に関しても、性格や体質などに応じて臨機応変におこなうことが必要になります。
ローヤルゼリーの自律神経失調症への働きかけ
自律神経失調症の原因には、ストレスやホルモンバランスが関わっていると言われています。
このストレスの緩和やホルモンバランスの正常化にローヤルゼリーは効果があります。
それだけでなく、ローヤルゼリーを飲むことで脳への働きかけにより、自律神経の調整をおこなう作用も期待できるのです。
- 自律神経への働きかけ
- ストレスの緩和
- ホルモンバランスの正常化
自律神経への働きかけ
ローヤルゼリーに含まれるアセチルコリンは神経伝達物質で、コリンの酢酸エステル化合物ですが、このアセチルコリンが副交感神経を刺激し調整すると言われています。
そのため、神経の高ぶりや不眠などの精神的苦痛の軽減に役立ちます。
またアセチルコリンの不足は、自律神経の乱れを引き起こします。アセチルコリンを摂取することで、間脳へと作用し自律神経を正常に整える働きを行います。
ストレスの緩和
自律神経失調症は、ストレスへの抵抗力の低下や強いストレスがかかることで起こることが考えられますが、ローヤルゼリーの摂取は、ストレスに強い身体を作る手助けをします。
ローヤルゼリーに含まれるビタミンBは、苛立ちや不眠を抑える効果のありストレスの発生そのものを抑えてくれますし、アセチルコリンはリラックス効果とストレスに対抗できる身体を作ってくれます。
また、ストレスは感情だけでなく、身体の疲労によっても蓄積されるため、ローヤルゼリーに含まれるバランスの良い栄養素をとることで身体の疲れの癒やしを促進することも効果的と考えられます。
自律神経失調症の約半数は、ストレスを抱え無理に耐えている傾向があると言われているため、この効果が予防になるといえるでしょう。
ローヤルゼリーに含まれるストレスへの有効成分
- アセチルコリン
- ビタミンB群
- デセン酸
- パントテン酸
ホルモンバランスを安定させる
自律神経失調症は、女性が発症する割合が高いのは女性ホルモンのバランスが影響していると言われています。
男性でも女性ホルモンは分泌されていますが、不安定な時期は思春期のみです。しかし女性の場合は、生理や妊娠、更年期とホルモンバランスが崩れるため女性の方が自律神経失調症になりやすいのです。
ローヤルゼリーには特有成分であるデセン酸が入っています。
このローヤルゼリーのみに含まれるデセン酸は、女性ホルモンと同じような働きを行う疑似女性ホルモンといわれ、ホルモンバランスを整える働きも持っています。
また大豆イソフラボンも女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをしますので、こちらの摂取でも有効です。この2つの成分を摂りたい人は、ローヤルゼリーと大豆イソフラボンが含まれているローヤルゼリーキングがおすすめですね。
栄養バランスが体調を補助
ローヤルゼリーには40種類以上の栄養成分をバランスよく含んでいます。ミネラル、アミノ酸、必須アミノ酸、ビタミン類と非常にバランスの良い栄養素が多くの原因へそれぞれに働き、精神面の安定や神経の正常化を行なうとも考えられます。心にも身体にも栄養素は大切です。
どのような栄養素も、極端に不足することで身体への不調だけでなく情緒不安定になることも考えられます。
補助的にローヤルゼリーを利用
自律神経は、脳の視床下部と言う部分が司っています。その上部は脳幹に位置し、その中の間脳が脳の全体をコントロールしています。これらに問題があると自律神経失調症が起こりやすくなるとは言われていますが、はっきりと判明している訳ではありません。
また、年齢を重ねることで脳の働きが低下することが、関わっているとも言われています。
漢方薬やカウンセリング、薬物投与など、様々な治療法が考えられますが、その補助的なものとして健康食品であるローヤルゼリーを加えてみるのも良いのではないでしょうか。
ローヤルゼリーを摂取する上で気をつける必要があるのは、食品アレルギーや喘息、蜂アレルギーを持っている人。
過敏に反応し、アレルギー症状を悪化させる可能性があるため、摂取を避ける必要があります。
参考:「ローヤルゼリーの副作用」
ただ体質的に飲めないという方は別の健康サプリで代替することができますので、そちらも検討してみましょう。
参考:「ローヤルゼリーが飲めない人のための効果別健康サプリ」
ローヤルゼリーは継続して飲むことで効果を発揮
ローヤルゼリーは薬ではないため、数日飲んでみても効果を感じられるものではありません。
毎日継続して摂取することで必要な栄養を摂り身体に働きかけ、症状の緩和が感じられるようになってきます。
薬のような副作用も考えられず、身体の調子を整えることが可能ですから、利用してみても損はないとでしょう。自律神経失調症が完全に治る可能性が高いものではないことや、特効薬がある訳でもないため、長期に渡る症状緩和のための薬物の使用を避けたいと考える人にもオススメでしょう。
体調管理としても、自律神経を整える手段としても、ローヤルゼリーは優秀な健康補助食品になります。